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歩行者の安全な横断を誘導する警備員

病院の警備員の仕事内容とは?求められるスキルなども解説!

投稿日時:2024年12月12日

病院の施設警備員は、施設内の安全を守るだけでなく、患者や医療スタッフが快適に過ごせる環境を整える大切な役割を担っています。

 

業務内容には巡回や監視、来院者の案内、医療従事者のサポートなどが含まれ、病院特有の対応力が求められる場面も多くあります。

 

これらを効率よく遂行するためには、コミュニケーション能力や状況判断力が必要です。

 

さらに、体力面や感染症対策が整備されており、初心者でも安心して働ける環境が用意されています。

 

この記事では、病院の施設警備員の具体的な仕事内容と求められるスキルについて詳しく解説します。

 

施設警備員は病院でも活躍

施設警備員は、病院内での安全と秩序を維持するために欠かせません。

 

警備業法で定められた1号業務である「施設警備」に該当し、病院における警備員の業務は、一般的なオフィスビルや商業施設の警備とは異なる特徴を持っています。

 

病院では、患者やその家族、医療スタッフなど、多様な人々が行き交うため、施設警備員には巡回や監視業務だけでなく、トラブルの未然防止や迅速な対応が求められます。

 

また、災害時や緊急事態には、避難誘導や医療チームへの協力を行うことも必要です。

 

こうした業務は、病院という命に関わる現場だからこそ求められる特殊な警備業務の一部と言えます。

 

病院の施設警備員は、単にセキュリティを提供するだけでなく、安心して医療を受けられる環境作りにも欠かせません。

 

病院の施設警備員のおもな仕事内容

病院の施設警備員の仕事内容は、防犯や防災に関わる基本業務に加えて、病院特有の環境で求められる業務も含まれます。

 

具体的には、施設内の巡回や監視を通じた安全確保、来院者への案内・誘導、そして医療従事者の業務サポートなどが挙げられます。

 

これらの業務は、病院の利用者や職員が安心して過ごせる環境を整えるために欠かせません。

 

ここでは、それぞれの仕事内容を詳しく見ていきます。

 

病院施設内の巡回や監視

病院内の巡回や監視は、病院の施設警備員の基本的かつ重要な業務です。

 

この業務の目的は、不審者や不審物の早期発見、施設設備の異常の確認、防犯カメラの映像監視などを通じて、病院内の安全を確保することにあります。

 

例えば、巡回中に防災設備の点検や避難通路の確認を行い、問題があれば迅速に関係者に報告し、必要な対応を取ります。

 

また、外来ロビーやエントランス、駐車場といった共用エリアの監視も重要です。

 

不審な動きが見られる場合には、状況に応じた冷静な判断と対処が求められます。

 

このような業務を通じて、施設内外の安全性を高めることが病院の施設警備員の役割です。

 

来院者の案内や誘導

病院を訪れる患者やその家族に対して適切な案内を行うことも、病院の施設警備員の大切な役割です。

 

特に、初めて訪れる来院者が多い病院では、受診科の場所や施設内のルールを丁寧に案内することで、利用者が安心して病院を利用できるようにサポートします。

 

さらに、駐車場や駐輪場の車両整理や、混雑時の誘導業務も含まれます。

 

これにより、交通のスムーズな流れを保ち、病院内外でのトラブルを防止することが可能です。

 

また、落とし物の対応や緊急時の誘導なども病院の施設警備員の重要な業務の一環です。

 

医師や看護師のサポート

病院の施設警備員は、医療従事者をサポートする業務を担うこともあります。

 

例えば、救急患者の搬送時には、救急隊からの連絡を受けて医師や看護師に患者情報を伝える役割を果たします。

 

また、緊急時の動線確保や、人の流れを制御する業務を通じて、医療活動が円滑に進むようにサポートするのも大切な業務です。

 

さらに、患者やその家族に対して必要に応じた声かけを行い、不安を軽減することも重要です。

 

このように、病院内での警備業務は、直接的な安全管理だけでなく、利用者や医療従事者の心身の負担を軽減する役割も果たしています。

 

病院の施設警備員に必要なスキル

病院の施設警備員として働くためには、警備業務の基本スキルに加え、病院特有の環境で求められる能力が必要です。

 

患者やその家族、医療従事者との関わりが多い職場環境では、単なる防犯業務だけではなく、適切な対応やサポートが求められます。

 

ここでは、病院の施設警備員にとって欠かせない3つのスキルを詳しく解説します。

 

コミュニケーション能力

病院の施設警備員にとって、コミュニケーション能力は業務を円滑に進める上で非常に重要なスキルです。

 

来院者や患者が迷った際に迅速で正確な案内を行うことは、利用者の満足度向上につながります。

 

また、医師や看護師などの医療スタッフからの指示や依頼を正確に理解し、即座に対応することが求められます。

 

さらに、緊急時には冷静に状況を把握し、関係者に的確な情報を伝える必要があります。

 

例えば、火災や災害時には、避難誘導の指示を行いながら、医療チームと連携して患者の安全を確保する場面もあるかもしれません。

 

このような役割を果たすために、柔軟で明確なコミュニケーションスキルが欠かせません。

 

状況判断力

病院内では、予期しない事態に対応する能力が求められるため、状況判断力も重要なスキルの1つです。

 

例えば、施設内で異常が発見された場合、迅速にその重大性を判断し、適切な対応を取ることが必要です。

 

不審者の侵入や不審物が発見された際には、迅速に警察や病院の関係者に連絡し、他の来院者に被害が及ばないように対応します。

 

また、緊急時には限られた時間で正しい判断を下すことが求められます。

 

火災時の初期消火活動や患者の避難誘導など、状況に応じて柔軟かつ冷静に対処できる能力が必要です。

 

これにより、病院内の安全と秩序を維持できるでしょう。

 

向上心と責任感

病院の施設警備員としての業務を遂行する上で、向上心と責任感も欠かせないスキルです。

 

警備業務は日々の繰り返し作業だけでなく、新しいリスクや問題に対応するための継続的な学びが求められます。

 

例えば、最新の防犯技術や医療施設特有の応急処置法について、定期的な研修や訓練を受けることが推奨されます。

 

また、業務に対して強い責任感を持つことで、医療従事者や来院者からの信頼を得ることができるでしょう。

 

特に、患者の安全を守るという重要な役割を担っているため、警備業務の精度や誠実さが直接的に評価される職種です。

 

向上心を持ち続けることで、さらなるキャリアアップの可能性も広がります。

 

病院の施設警備はキツイって本当?

病院の施設警備員の仕事は、多くの業務をこなす必要があるため「大変そう」という印象を持つ方もいるかもしれません。

 

しかし、実際のところ、体力的な負担や業務環境は他の職種と比べて過度に厳しいものではありません。

 

感染症対策についても、各施設で十分に配慮されている場合が多く、安心して働ける環境が整っています。

 

ここでは具体的に解説します。

 

体力的な厳しさはそれほどでもない

病院の施設警備員の仕事には巡回や監視業務が含まれますが、体力的な負担が極端に大きいわけではありません。

 

多くの病院では、館内での業務において椅子に座った状態で監視を行う時間が設けられている場合もあり、体力に不安がある方でも無理なく働けます。

 

さらに、病院での警備の業務は複数人で分担することが一般的です。

 

一人で全ての仕事をこなすわけではないため、業務量が適切に配分されます。

 

また、昼食休憩や夜勤時の仮眠時間がしっかりと確保されることがほとんどです。

 

これにより、長時間の勤務でも疲労を軽減できる環境が整えられています。

 

こうした配慮があるため、体力に自信がない方でも安心して応募を検討できます。

 

感染症対策について

病院内で働く施設警備員にとって、感染症対策は非常に重要な課題です。

 

多くの警備会社や病院では、職員の安全を守るために徹底した感染症対策が行われています。

 

具体的には、マスクやフェイスシールドの支給、飛沫防止用の仕切り設置、定期的な消毒作業の実施などが挙げられます。

 

さらに、勤務する施設や会社によっては、定期的な健康診断やPCR検査の実施など、警備員の健康状態を積極的に管理する仕組みが取り入れられている職場もあるでしょう。

 

求人票には感染症対策についての記載がある場合が多いので、応募前に確認することをおすすめします。

 

また、記載が不十分な場合は、面接時に直接質問することで、より具体的な情報を得ることが可能です。

 

感染症対策がしっかりしている職場を選ぶことで、安心して業務に取り組めます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

病院の施設警備員は、患者や医療従事者が安心して利用できる環境を整える重要な役割を担っています。

 

施設内の巡回や監視、来院者の案内、医療スタッフのサポートなど、多岐にわたる業務を通じて、安全と秩序を維持します。

 

これらの業務をこなすためには、コミュニケーション能力や状況判断力、そして向上心と責任感が求められるでしょう。

 

体力的な負担が軽減される仕組みや感染症対策も整っているため、初心者でも安心して取り組むことが可能です。

 

病院の施設警備員として働くことで、社会貢献を実感しながら成長できるでしょう。

 

施設警備員としてのキャリアを築くなら「日本総合警備保障」で一緒に働きませんか。

 

弊社は、2008年(平成20年)の警備業認定取得以来、地域の安心・安全を守る基幹産業として人的警備サービスを提供し続けてきました。

 

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