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歩行者の安全な横断を誘導する警備員

警備員の年収はどれくらい?50代の平均年収も紹介!

投稿日時:2025年1月24日

警備員は年齢や性別を問わず働ける職業として人気があり、50代でも安定した収入が得られる点が大きな魅力です。

 

この記事では、警備員の平均年収や50代の年収状況、さらに業務内容ごとの収入の違いを詳しく解説しています。

 

また、資格取得や地域選び、職場環境の見直しといった収入アップの具体的な方法についても取り上げています。

 

これから警備員として働きたい方や年収を向上させたい方に向けた内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

 

警備員の平均年収

警備員の平均年収は、担当する業務内容や勤務地、働き方によって異なります。

 

令和5年賃金構造基本統計調査のデータによると、例えば施設警備員の平均年収は約376.1万円とされています。

 

また、雑踏や交通誘導を行う警備員の場合、その平均年収は約350.2万円です。

 

このように、警備員の年収は業務内容によって若干の差がありますが、いずれも全国平均年収より低めの傾向があります。

 

しかし、警備員の仕事には年齢や性別を問わず長く続けられる特徴があり、安定した収入が得られる点が魅力です。

 

また、働き方を工夫することで収入を増やす可能性もあります。

 

特に夜勤や資格取得を通じてキャリアを高めることが、収入面でのプラス要素となるでしょう。

 

50代の警備員の平均年収

50代の警備員の平均年収は、業務内容や勤務形態によって異なりますが、令和5年賃金構造基本統計調査のデータを基にすると、概ね300万円から400万円の範囲で推移しています。

 

具体的には、50歳から54歳の施設警備員の平均年収は431.46万円、雑踏・交通誘導警備員の場合は373.38万円です。

 

一方で、55歳から59歳になると、施設警備員の平均年収は394.14万円、雑踏・交通誘導警備員では344.77万円と、年齢とともにやや減少する傾向があります。

 

このような数値から、50代の警備員は他業種と比較して年収が大きく上昇するわけではないものの、安定的な収入を得られる点が特徴的です。

 

また、年齢を重ねても働ける環境が整っているため、キャリアの後半においても継続的な収入を得ることが可能です。

 

特に資格取得や経験を活かした業務に就くことで、年収を維持しやすくなるでしょう。

 

警備員の種類別の平均年収

警備員の年収は、担当する業務内容や業務のリスク、専門性の高さに大きく影響されます。

 

ここでは、施設警備、交通誘導警備・雑踏警備、輸送警備、身辺警備という主要な業務ごとの平均年収とその特徴を解説します。

 

それぞれの業務には求められるスキルや条件が異なるため、自分の適性や目指す収入を基に検討することが重要です。

 

施設警備

施設警備員の平均年収は約300万円とされています。

 

施設警備は、ショッピングセンターやオフィスビル、病院など特定の施設内を巡回し、トラブルや犯罪を未然に防ぐことを目的とした業務です。

 

主な仕事は施設内の見回りや、防犯カメラの監視、必要に応じた対応業務であり、比較的落ち着いた環境で働ける点が特徴です。

 

年収が高くない理由の1つは、業務内容がシンプルであり、大きなリスクが伴わない点にあります。

 

ただし、長時間勤務や夜勤がある場合も多いため、それに伴う手当が支給されることで収入に若干の差が生じます。

 

施設警備の経験を積むことで、責任ある立場に昇格し、収入アップを目指すこともできるでしょう。

 

交通誘導警備・雑踏警備

交通誘導警備や雑踏警備の平均年収は約230万円です。

 

この業務は、工事現場やイベント会場で人や車の安全を確保するための誘導を行うことが主な役割です。

 

仕事内容は比較的シンプルで、特別な資格を必要としないケースも多いため、初心者でも始めやすい仕事とされています。

 

一方で、アルバイトや契約社員として時給ベースで働く人が多く、正社員の割合が低い点が、平均年収が低めである理由と言えます。

 

また、天候に左右される屋外業務が多く、体力的な負担が大きい場合もあるため、安定した収入を得るためにはフルタイムでの勤務が必要となるでしょう。

 

輸送警備

輸送警備の平均年収は250万円から400万円の範囲で、担当する業務の規模や内容によって変動します。

 

この業務は、現金や貴重品、美術品などの重要な物品を安全に運搬するための警備を担当することが多いです。

 

「貴重品運搬警備業務検定2級」の資格が求められることが多く、資格保有者であれば収入の上昇も期待できます。

 

輸送警備は時間厳守が求められる緊張感の高い仕事であり、トラブルに備えた迅速な対応能力も重要です。

 

責任が大きい分、経験やスキル次第で高収入を目指せる業務の1つといえるでしょう。

 

身辺警備

身辺警備の平均年収は450万円から600万円と、警備業務の中では高水準です。

 

この業務は、有名人のボディガードや命の危険がある人物を守ることが主な役割です。

 

そのため、高いリスクが伴う分、他の警備業務に比べて収入が高く設定されています。

 

身辺警備には、体力や格闘技術だけでなく、状況判断力や危機管理能力も求められるため、高度なスキルを持った人材が求められます。

 

経験や実績を積むことで、さらに収入アップを目指すことも可能です。

 

リスクが高い分、やりがいも大きい仕事と言えるでしょう。

 

警備員の年収をアップさせる方法

警備員の年収をアップさせるには、スキルの向上や労働環境の見直しが重要です。

 

具体的には、資格を取得して業務の幅を広げる、地域による給与差を活用する、そして給与条件の良い職場を選ぶといった方法があります。

 

それぞれの手段を効果的に活用することで、収入アップにつながる可能性が高まります。

 

資格を取得する

警備員の年収を増やすために最も効果的な方法の1つが、資格の取得です。

 

警備業界では「警備業務検定」や「貴重品運搬警備業務検定」など、さまざまな資格が用意されています。

 

これらの資格を取得することで、より専門的な業務を担当できるようになり、資格手当や日当の増加が期待できます。

 

例えば、雑踏警備2級は比較的取得しやすく、キャリアの第一歩として最適です。

 

また、資格取得を支援している企業で働けば、費用負担を軽減しながらスキルアップできます。

 

こうした努力は長期的な収入増加につながるため、早めに行動することが大切です。

 

勤務する地域を見直す

警備員の収入は、地域によって大きな差がある点も見逃せません。

 

東海地方の警備員は平均年収357万円と高い一方、四国では301万円と低めです。

 

このような地域差を考慮し、給与が高い地域で働くことを検討するのも1つの方法です。

 

ただし、地域を移動するには引っ越しや新しい環境への適応が必要になるため、収入増加の見込みと生活コストのバランスを慎重に検討してください。

 

特に、関東や東海地方では求人も豊富なため、より条件の良い職場を見つけやすいでしょう。

 

給与条件の良い職場を選ぶ

警備員の収入を増やすには、給与条件の良い職場を選ぶことも効果的です。

 

一般的に、日勤の警備員の相場は日当8,000円〜11,000円、夜勤では9,000円〜13,000円とされています。

 

この相場を基準に、より高い報酬を提供している職場を探すと良いでしょう。

 

また、求人情報を確認する際には、資格手当や夜勤手当などの追加支給があるかどうかも重要なポイントです。

 

特に夜勤は日勤よりも高収入が期待できるため、勤務時間の柔軟性がある方にはおすすめです。

 

給与条件を十分に比較し、自分に合った職場を選ぶことで、安定した収入アップを実現できます。

 

まとめ

警備員の年収は業務内容や地域、勤務形態によって異なり、50代では300万円から400万円程度が目安です。

 

安定した収入が得られる一方で、高収入を目指すには資格取得や勤務地域の見直し、給与条件の良い職場を選ぶようにしてください。

 

施設警備や交通誘導警備、輸送警備、身辺警備といった種類ごとに収入や求められるスキルも異なるため、自分に合った業務を選び、キャリアを積むことが収入アップの近道となるでしょう。

 

自分の適性を活かしつつ、長期的な視点でキャリアを形成することで、安定した生活を実現できるでしょう。

 

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