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警備員で50代・60代の年収は?

投稿日時:2025年12月13日

警備員で50代・60代の年収は?

 

「50代から警備員として働くと、どのくらいの年収になるのか?」
「60代で定年を迎えても、警備員として働けるのか?」
そんな疑問を感じている方は多いのではないでしょうか?

 

実は、警備業界は50代・60代でも安定して働ける数少ない職種のひとつです。
体力に合わせた働き方を選べるうえ、経験や資格取得によって年収がアップすることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

50代・60代警備員の平均年収はどのくらい?

一般的に、警備員の年収はおおむね 約300万円〜400万円前後 が多いようです。

 

例えば、施設警備員の場合、

50〜54歳で平均年収 約 431.5万円

55〜59歳で約 394.1万円

60歳以上になると、平均年収は下がり、

60〜64歳で約 315.4万円

65〜69歳では約 270万円台 〜 約250万円前後になるとのデータもあります。

 

さらに具体的に、警備員全体の平均年収と、50代・60代の実際の事例を見てみましょう。

 

 

 

警備員の年齢別平均年収の目安

まず、厚生労働省のデータによると、警備員の平均年収は約350万〜400万円程度と推測できます。

これは日本全体の平均年収約460万円よりもやや低い水準です。

では、警備員の年齢別の平均年収はどうでしょうか。

 

年齢別の典型的な推移例

 

以下はある統計データに基づく、おおよその年収の推移例:

 

年齢帯 年収の目安
50〜54歳 約 430万円前後
55〜59歳 約 390〜400万円前後
60〜64歳 約 270〜250万円前後
65歳〜69歳 約 315万円前後

 

※あくまで「全国平均または典型例」による目安。実際は「働く地域」「勤務形態(施設警備/交通誘導など)」「正社員か契約か」「夜勤の有無」「役職の有無」「勤務日数」などで大きく変動します。

 

 

 

警備員50代・60代の実際の年収事例

 

50代なら、施設警備など無理の少ない働き方であれば年収 400万円前後 が比較的「現実的な水準」。

60代以降になると、年収は 300万円前後 や それ以下 になる可能性が高くなるようです。

ただし、夜勤や繁忙日、資格・役職、勤務日数など条件次第では、50代でも 400万円超え、60代前半でも 300万円台半ば〜後半 を目指せます。

 

 

 

勤務形態や働く地域でも年収は変わる

また、警備員の年収は、年齢だけでなく勤務形態(どんな現場で働くか)や地域によっても大きく変わります。

そのため、同じ50代・60代でも、勤務先の種類や勤務地を変えるだけで、年間で数十万円〜100万円以上の差が出ることもあります。

例えば、夜勤が多い警備は夜勤手当てがついて年収が上がったり、環境が厳しい現場の場合は日給や時給が高い傾向にあり、総支給が上がりやすいと言えます。

さらに、働く地域によっても年収が変わることがあります。

例えば、求人ボックスのデータによると、関東の平均年収は約357万円に対して、北海道・東北の平均年収は約312万円だと言われています。

地域によって、警備員のニーズが違ったり、採用の集まりやすさや、給与の水準が異なるため、結果として年収にも影響があります。

50代・60代からでも警備員として年収を高めていくためには、働き方や地域にも目を向けることが大切です。

 

 

 

50代・60代警備員の働き方と年収

 

「定年を迎えてもまだ働きたい」「体力的にできる仕事を探している」という方にとって、警備の仕事は非常に現実的な選択肢です。

実際、警備業界は定年後の雇用やシニア層の再就職が活発で、60代・70代でも現役で働く方が多くいます。

 

 

 

警備員は定年後も働けるのか?

 

結論から言えば、警備員は定年後も働ける仕事です。

警備業法に基づき、健康状態や適性に問題がなければ70歳以降でも勤務できるケースがあります。

実際に、全国警備業協会の調査によると、警備員の平均年齢は50歳以上で、60歳以上が全体の約3割を占めると言われています。

つまり、警備業界ではシニア層が主力戦力なのです。

 

多くの会社では定年を65歳に設定していますが、「再雇用制度」「契約社員制度」などにより、70代まで働ける環境を整えている企業も増えています。

 

 

 

50代・60代で定年後の働き方・勤務形態

50代・60代の方は、これまでの経験や体力に合わせて働き方を選ぶことができます。

例えば、以下のような勤務パターンがあります。

 

・常駐警備(施設・オフィス・マンションなど):巡回や受付など、比較的落ち着いた環境で長期勤務が可能。

・交通誘導警備(道路・工事現場など):屋外中心で、体を動かしながらしっかり稼ぎたい方向け。

・イベント・臨時警備:不定期勤務で、空いた日に働きたい方に人気。

 

中には、週3日勤務や昼勤限定など、柔軟なシフトが選べる現場も多く、家庭の事情や体調に合わせて働けます。

また、警備業務検定などの資格を持っている方は、教育担当や現場リーダーなど、管理・指導ポジションで安定収入を得ることも可能です。

 

 

 

警備員は50代・60代から転職・再就職も可能

 

警備員は、未経験からでも始めやすい仕事として人気があります。

求人を見ると、「未経験歓迎」「60歳以上歓迎」という募集が数多く見られ、業界全体で人材を積極的に受け入れているのが現状です。

特別な資格がなくても、入社後に社内の研修を受けることで現場に出ることができます。

また、経験を積んで資格を取得すれば、現場リーダーや教育担当としてキャリアアップすることも可能です。

年齢よりも「まじめに働く姿勢」「責任感」「継続力」が重視されるため、50代・60代からでも十分に再スタートできるのが警備業界の特徴です。

 

 

 

警備員は、安定して働ける仕事

警備員は、50代・60代になっても安定して働ける数少ない仕事のひとつです。

 

平均年収はおおむね300万〜400万円前後ですが、勤務形態・地域・資格・役職などによっては400万円以上も十分に可能です。

年齢を重ねても体力や生活様式に合わせて働ける柔軟さがあり、「定年後も社会と関わり続けたい」「生活のためにもう少し収入を得たい」という方にも現実的で安心できる職種です。

また、警備業界は慢性的な人手不足のため、50代・60代の経験者・未経験者ともに歓迎されやすい環境が整っています。

 

勤務時間や現場を選びながら、資格取得や管理職へのステップアップで収入アップを目指しましょう。

 

 

  

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