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歩行者の安全な横断を誘導する警備員

女性でも警備員として働ける?仕事内容やメリットなどを紹介!

投稿日時:2025年3月13日

警備員の仕事は男性が中心と思われがちですが、近年では女性警備員の需要が高まっています。

 

商業施設やイベント会場などで、きめ細やかな対応力や女性ならではの視点が求められる場面が増加しているのがその理由です。

 

さらに、シフトの柔軟性や直行直帰の働き方、未経験からでも始められる手軽さなど、女性が警備員として働きやすい条件が整っています。

 

一方で、一定の体力や待遇面の確認が必要とされるなど、事前に把握すべきポイントもあります。

 

この記事では、女性警備員の仕事内容や働くメリット、注意点を詳しく解説し、求職者の不安を解消する情報をお届けします。

 

女性警備員として新しいキャリアに挑戦する際の参考にしてください。

 

女性警備員が増加中?その背景と理由に迫る

女性警備員の数は年々増加傾向にあり、警備業界でも注目されています。

 

警視庁の「令和3年における警備業の概況」によると、女性警備員の数は全国で約4万人に達し、10年間で1万人以上増加しているのが現状です。

 

この背景には、警備業界全体の需要拡大に加えて、女性ならではの強みが活かされる現場が増えていることが挙げられます。

 

また、業務内容が多様化し、柔軟な働き方が可能な点も、女性が警備員として活躍しやすい要因となっています。

 

ここでは、具体的な増加の理由やその魅力に迫っていきましょう。

 

全国で約4万人!増加する女性警備員

「警備員は男性の仕事」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際には女性警備員も重要な役割を果たしています。

 

2021年の調査によると、警備業に従事する約59万人のうち、女性警備員は約4万人に上ります。

 

これは全体の約6.7%を占めており、2011年の約2.7万人と比較すると、10年間で大幅に増加しました。

 

この増加の背景には、商業施設やイベント会場など、女性の視点が求められる業務の拡大が影響しています。

 

例えば、女性専用エリアの巡回業務や、訪問者への細やかな対応が評価され、女性警備員への需要が高まっています。

 

こうした状況は、警備業界における女性活躍の新たな可能性を示していると言えるでしょう。

 

女性警備員が注目される理由とは

女性警備員が注目される理由の1つは、きめ細やかな対応力にあります。

 

商業施設の巡回やイベント会場での誘導業務では、訪問者との接触が避けられません。

 

その際に、柔軟で丁寧な対応が求められる場面が多く、女性警備員が持つ共感力や細やかな配慮が現場で大いに活かされています。

 

さらに、女性ならではの役割が必要とされる場面もあります。

 

例えば、女性専用トイレや授乳室などの見回りは、女性警備員でなければ対応できません。

 

これにより、より安全で快適な環境を提供できる点が大きな強みです。

 

こうした理由から、警備業界では女性警備員の活躍が期待されており、求職者にとっても魅力的な選択肢として注目されています。

 

女性警備員の主な仕事内容

女性警備員が担う仕事は多岐にわたり、その内容は勤務する現場や業務形態によって異なります。

 

例えば、商業施設やオフィスビルでの常駐警備は、施設内外の安全確保が中心です。

 

一方で、イベント会場や交通誘導業務では、多くの人や車両を安全に導く役割が求められます。

 

どの仕事も「安心・安全を守る」という点では共通しており、その中で女性ならではの細やかな気配りが求められる場面も多いです。

 

それぞれの業務について、具体的に見ていきましょう。

 

施設警備や常駐警備

施設警備や常駐警備では、商業施設やマンション、オフィスビルなどの安全を守る役割を担います。

 

この業務では、施設の巡回や出入管理、受付業務が主な仕事内容です。

 

特に巡回では、施設内外を定期的に確認し、不審物や異常がないかをチェックします。

 

また、受付や出入管理の場面では、施設利用者への案内や不審者対応が求められます。

 

これらの業務は単なる監視にとどまらず、利用者と接する機会も多いため、丁寧で明るい対応が必要です。

 

さらに、防災センターでの監視業務では、施設の防災システムを操作し、火災や緊急事態に迅速に対応します。

 

こうした役割を通じて、施設全体の安心感を提供することが求められます。

 

イベント警備や交通誘導業務

イベント警備や交通誘導業務は、多くの人が集まる場で秩序を保つことが目的です。

 

例えば、イベント会場では、来場者の安全を確保しつつ、混雑を防ぐための誘導が求められます。

 

特に雑踏整理では、効率的な動線を確保し、来場者がスムーズに移動できるよう配慮する必要があります。

 

また、交通誘導では、車両や歩行者の流れを管理し、事故を未然に防ぐ重要な役割を果たすのが目的です。

 

さらに、イベント現場では迷子や急病人の対応など、臨機応変な判断が求められる場面も少なくありません。

 

こうした業務では、柔軟な対応力と冷静な判断が必要であり、女性ならではの細やかな配慮が活かされる場面も多く見られます。

 

女性警備員として働くメリット

女性が警備員として働くメリットは多く、働き方やキャリアを柔軟に選べる点が魅力です。

 

特に、シフトの調整がしやすいことや現場への直行直帰が可能な点は、仕事とプライベートの両立を求める女性にとって大きなメリットです。

 

また、パートやアルバイトといった働き方から始められるため、家庭の事情に合わせて収入を得ることができます。

 

さらに、努力次第でキャリアアップの道が開ける点も注目すべきポイントです。

 

ここでは、具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。

 

柔軟なシフト調整が可能

警備業務はシフト制であるため、働く日や時間帯を柔軟に調整できるのが特徴です。

 

例えば、家事や育児との両立を目指す女性でも、週に数日や短時間からスタートできます。

 

一部の求人では、週2日から勤務可能な場合もあり、子どもの送り迎えや学校行事に合わせた働き方が可能です。

 

また、夜勤や日勤の選択肢があるため、自分のライフスタイルに合わせたシフトを組める点も大きなメリットです。

 

このような柔軟な働き方が、女性にとって警備業務を選びやすい理由の1つといえるでしょう。

 

現場への直行直帰ができる

警備員の業務は、担当する現場への直行直帰が基本です。

 

これは、余計な移動時間や通勤負担を軽減できる大きなメリットといえます。

 

また、勤務地が自宅から近い場所に設定されるケースもあり、通勤時間を短縮できることが期待できます。

 

特に、子育て中の女性や家庭との両立を図る人にとって、この働き方は効率的です。

 

求人情報をチェックする際には勤務地を確認し、自分に合った条件の職場を選ぶことで、より快適な働き方が実現できるでしょう。

 

パートやアルバイトでも働ける

警備業務は、パートやアルバイトといった雇用形態で始めることができるため、仕事にフルタイムで従事するのが難しい女性にも適しています。

 

また、扶養控除を活用したい場合にも、収入調整がしやすい働き方です。

 

例えば、週3日程度の勤務であれば、家計を補いつつ自分の時間を確保できます。

 

さらに、年収を103万円以下に抑えたい場合など、柔軟な収入設計が可能です。

 

このように、無理のない働き方で収入を得られる点が、警備業務の魅力の1つです。

 

キャリアアップのチャンスもある

パートやアルバイトとして働き始めた場合でも、正社員への道やさらなるキャリアアップの可能性があります。

 

多くの警備会社では社員登用制度を設けており、勤務実績やスキルが認められれば正社員として採用されるケースもあります。

 

また、「警備業務検定」などの資格を取得することで、業務の幅を広げたり、収入アップを目指すことが可能です。

 

自身の努力次第でキャリアの可能性を広げられる点は、警備業務を長期的に続けるモチベーションにもつながります。

 

女性警備員になる前に知っておきたいポイント

女性警備員として働く前に知っておくべきポイントがあります。

 

警備業務は多くの女性が未経験からスタートできる職種ですが、その一方で一定の体力や事前の確認が求められる側面も無視できません。

 

例えば、立ち仕事が中心となるため、体力の有無が重要です。

 

また、待遇面の差が会社によって大きいため、しっかりと確認することが長く安定して働くための鍵となるでしょう。

 

それでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

 

一定の体力が必要

警備業務は、基本的に立ち仕事が多く、長時間のシフトや夜勤を伴う場合もあります。

 

そのため、一定の体力が必要です。

 

特に施設内を巡回する業務では、歩き回る時間が長くなるため、日常的な体力維持が求められます。

 

とはいえ、すべての現場が体力的に厳しいわけではなく、比較的負担の少ない業務もあります。

 

自分の体力に不安がある場合は、事前に面接時などで具体的な仕事内容を確認するとよいでしょう。

 

また、「体力には自信があります」といったアピールは採用担当者にも好印象を与える可能性があります。

 

待遇面の確認は重要

警備会社によって待遇はさまざまです。

 

例えば、交通費の支給や資格取得支援、女性専用の更衣室が整備されているかなど、確認すべき項目が多岐にわたります。

 

特に、資格取得支援制度がある場合は、将来的なキャリアアップにもつながります。

 

また、女性警備員の割合が多い会社では、働きやすい環境が整備されている可能性が高いです。

 

求人情報を読むだけでなく、面接の場で実際の勤務条件や職場の雰囲気について質問することが、安心して働ける職場選びに欠かせません。

 

未経験からでも始められる

警備員の仕事は、未経験者でも始められる点が大きな魅力です。

 

すべての警備員は業務に就く前に「新任研修」を受講する必要があり、ここで基本的な知識やスキルを身に付けることができます。

 

この研修は20時間以上と決まっており、期間中にも給与が支払われるため、安心して学ぶことが可能です。

 

また、研修では警備業務だけでなく、接遇マナーや緊急時の対応方法も学べるため、未経験でも安心して現場デビューを目指せます。

 

これから新しい分野に挑戦したい方にとって、警備業は良いスタートの機会となるでしょう。

 

まとめ

女性警備員は、警備業界でますます注目される存在です。

 

柔軟なシフト調整や直行直帰といった働きやすい環境が整っており、パートやアルバイトからキャリアアップも目指せる点が大きな魅力です。

 

また、未経験からでも研修を通じて必要なスキルを習得できるため、新しい挑戦をしたい方にも適しています。

 

一方で、一定の体力や待遇面の確認が必要であることも事前に理解しておくべきポイントです。

 

自身のライフスタイルに合わせた働き方を見つけ、女性警備員としてのキャリアを築くことは、安心・安全を支えるやりがいある選択肢といえるでしょう。

 

女性警備員としてのキャリアを築くなら「日本総合警備保障」で一緒に働きませんか。

 

弊社は、2008年(平成20年)の警備業認定取得以来、地域の安心・安全を守る基幹産業として人的警備サービスを提供し続けてきました。

 

豊富な経験と専門知識を持つ弊社で女性警備員としてのキャリアを築き上げていきましょう。

 

  

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